2012-01-16 グロテスク 桐野夏生 ☆☆ 本 ☆☆ それぞれの歪んだ告白で何が正しいのかわからない。ラストへの大掛かりな構成がこの作品の魅力だが、真骨頂は登場する4人の女性に誰でも自分と重なる部分を気付かされるところにあると思う。