ベルセルク


長編で濃い絵面って入りにくいが、入ってみるべきだと再確認。ダークファンタジーの王道を貫くベルセルクにどっぷり嵌った。躊躇なしの漆黒の絶望に眩しすぎる希望とファンタジーが持つ不思議な力が全力で混ざり合っている。あんなドロっとしたもの見たくないんだよ本当は。死体とか強姦ばっかだし。人間の腐った部分。描写が鮮明だからいっそう。
けど、こんな現実があるから、眩しい希望とときめく空想があるのかもしれん。王道のファンタジーって最高。世界中の人々の空想の集大成。誰もが憧れる存在。魔女っ子とか大好物だったわ。それがドス黒いもの(ガッツ含む)を退けていく爽快感。この漫画すげー。それにしても蝕の絶望感はかつて味わったことないほどだった。あとキャラが非常に良い。全力で良い。女キャラ描くの美味すぎる。ショート好みでなくともキャスカ好きになった。髪伸びたキャスカは言うまでもない。。この漫画終わるのか分からないらしいが新生ガッツ一行は鷹の団のようにはなって欲しくないな・・・